セカンドオピニオンのメリットは?

セカンドオピニオンをとることは、患者様ご本人にとって様々なメリットがあります。たとえば他の医師にセカンドオピニオンを求め、その結果として元の主治医の診療方針がよかったということになれば、安心して治療に臨めるはずです。あるいは、別のよりよい治療法が見つかった場合には、誤診を避けられるかもしれません。また、病気や治療方法に関する知識や患者様の理解が深まれば、治療を担当する医師との信頼関係を築くことにも役立ち、より満足度の高い治療を受けられるでしょう。

セカンドオピニオンはいつ、どうやってとればいいの?

セカンドオピニオンは、担当医から病名を診断されてから治療がスタートするまでの間にとりましょう。一度受けた治療を元には戻せないため、治療前が基本です。はじめのステップは、患者様ご本人が担当医に申し出ることです。

セカンドオピニオンに必要なものは?

前の医師の紹介状や検査データが必要になります。検査成績を添えると検査の重複を避けることができ、時間の無駄も防げます。また、これまでの治療の経過などをメモしておくことをお勧めします。

歯科領域のセカンドオピニオンとは?

歯科ではよく「この歯は抜かないといけません」といわれます。ところが、そういわれてもなかなか納得できない場合もあります。「どうしても抜かなければならないのか」という疑問を抱えたまま、抜歯に臨むのは不本意なはずです。矯正治療なども含め、歯科の治療方法はひとつではありません。そのためにもセカンドオピニオンをとり、患者様にとってよりよい、より納得のできる治療を受けることをお勧めします。

治療費の支払い方法には何がありますか?

治療費のお支払い方法は、各社クレジットカード・現金・デンタルローンからお選びください。
【クレジットカードをご利用の場合】
クレジットカードご利用の場合は、治療契約後 治療総額を決済となります。(分割等も可能です)
【デンタルローンをご利用の場合】
治療契約後、デンタルローンの申込書を記入して頂き、信販会社(アプラス)に審査を通します。現金でのお支払いと併用してご利用いただけます。
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保険内治療でも歯医者によって費用が違うのはなぜですか?

保険診療は、国が定めた治療体系(保険点数)で行われていますので、全国どこの歯医者で治療を行っても、全く同じ治療であれば同じ治療費となるはずです。歯医者での治療費は、細分化された治療行為1つひとつに決められている、保険点数の合計で算出されます。その為、虫歯治療で金属やプラスチックを詰める処置をしても、詰める範囲や、使用する材料、前歯か奥歯かといった箇所によっても保険点数が異なる為、治療費も同じではありません。歯石取りなどについて同様です。さらに、歯磨き指導や歯周病のメインテナンスなどが保険制度のルールによって費用が発生する為、同じ治療のようでも細かい処置内容の違いにより、多少治療費が異なってきます。あってはならない事とは思うのですが、患者様に対して納得のいく説明のないまま、歯科医の考えや判断だけで治療を行っている歯医者があるのも事実です。当院では、カウンセリング時に患者様の症状やお口の悩みについて詳しくお話を伺います。また、担当する歯科医の判断だけで治療を行うことはありません。当院の歯科医、歯科衛生士、スタッフの間で、患者様の治療計画についてしっかりとミーティングを行い、患者様が治療への不安や不満を感じることがない様、納得および理解をしていただいた上で治療に入ります。

歯周病治療

歯磨きの時に歯茎から血が出ます。歯周病なのでしょうか?
歯周病になっている可能性が高いです。歯周病とは、歯を支えている周囲の骨や歯茎に起こる病気のことで、お口の細菌によって引き起こされます。歯茎からの出血も歯周病の一症状です。

歯周病の原因は何ですか?

歯周病は、お口の中の細菌(歯周病菌)が原因で起きます。お口の中には元々数百種類の細菌がいますが、食べかすなどの栄養をもとに一部の細菌が徐々増殖して、歯の周りにプラーク(歯垢)という細菌の塊をつくります。このプラーク(歯垢)中の細菌が出す毒素が、歯の周りの骨や歯茎に炎症を引き起こし、歯周病が進行していきます。さらに、喫煙や糖尿病、歯ぎしり、咬み合わせの問題などが、歯周病の進行を促進させる原因になっています。

歯茎からの出血はどのようにすれば治りますか?

歯茎からの出血は、歯茎の炎症が原因で起こります。この炎症は、細菌によるものですから、この細菌をきちんと取り除くことができれば、歯茎の炎症は治まり、出血も止まります。初期の歯周病(歯肉炎)の場合、正しい磨き方で磨くことができれば、通常1~2週間で出血は止まりますが、歯周病が進行していたり、歯石が付いている場合には、専門的な治療が必要になります。まずは歯科で現在の状態を診てもらい、併せて今の磨き方に問題がないか確認してもらいましょう。「歯を磨くと血が出るので、怖くてあまり磨いていない」という方が時々いらっしゃいますが、これでは治らないばかりか、悪化させてしまうことにもなります。正しい磨き方で磨いたことで起きる出血は問題ありませんし、続けることで徐々に出血はなくなっていきます。

歯石はなぜ付くのですか?

歯石は、普段の歯磨きで取り除けなかったプラーク(歯垢)が唾液中のカルシウムなどと結合して硬くなったものです。歯石になるにはある程度時間がかかりますので、歯石の付いている所は普段から磨けていない所とお考えください。歯石が付かないようにするには、毎日の歯磨きで汚れを取り除いていくことが大切です。

歯石は取らなくてはいけないのですか?

歯石を取らないと歯周病は治りません。歯石の中には多数の細菌がいて、その細菌が出す毒素によって、歯の周りの骨や歯茎が炎症を起こすためです。歯石は石のように硬く、一度付くと歯磨きでは取り除くことができません。そのまま放置すると、歯石は蓄積されていき、歯周病も進行してしまいます。歯周病を改善し、歯と歯茎の健康を維持するためには、歯科で歯石を取り除くことが必要なのです。また、丁寧に磨いていても、下の前歯の裏側などは歯石が付きやすい場所ですので、定期的に歯科を受診して診てもらいましょう。

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